山本石材店が取り扱っている墓石用の石材をご紹介します。
墓石に使われる石材には、様々な種類があり、産地によって材質や色、風合いや耐久性が異なります。一般的にはお墓を建てる場所に風土に合った石材が墓石として使われます。
最近では、外国産の輸入石材も増えてきており、需要・採石量ともに減少しつつある国産石材の中には希少価値が高まり、高級品として扱われるようになった石材もあります。
-
紀山石
日本・福島県
採石20年余り。細目で青味を帯びた上品な色合い。関西地方を中心に西日本で墓石本体用として使用されている。
-
滝根みかげ
日本・福島県
昭和48年より採石を開始。特級以外白手の石もある。色合い、艶持ち、吸水率が評価されている。
-
浮金石
日本・福島県
国産として希少な黒御影石(正確には斑レイ岩)昭和初期から墓石や建築材として使用されている。採掘量は少なくなっているが、関東・東北で墓石用石材として人気がある。
-
白馬石
日本・福島県
石目は荒々しく良く引き締まった青味のある固い石。吸水率も低く塩害に強いので、海沿いの墓地や極寒地においても適している。
-
青葉石
日本・福島県
青葉みかげは、美しい青色の光沢を放ち硬度が高く艶もちや角もちにも優れており、幅広い用途に使用されている。
-
真壁(小目)
日本・茨城県
青味が強く粒度が細かい。良質(優美・堅牢)で変色しない最高の銘石。墓石・灯篭・土木・建築材などに幅広く使用されている。
-
真壁(中目)
日本・茨城県
小目石より粒度が荒く、やや白い。良質(優美・堅牢)で変色しない最高の銘石。墓石・灯篭・土木・建築材などに幅広く使用されている。
-
小呂青石
日本・愛知県
小呂青石は細目の黒雲母花崗岩でキメが細かく光沢が優良で、吸水性にも優れており、主に墓石材として利用されている。
-
万成石
日本・岡山県
美しい淡紅色が特徴故に柔らかく見られがちだが実に硬い花崗岩。用途は銅像台・墓・石彫・碑・建築等。
-
庵治石(中目)
日本・香川県
細目・中目ともに世界に類の無い質の良さと希少価値のある石材。一般的には取り扱いし易い高級墓石材として評価されている。
-
庵治石(中細目)
日本・香川県
細目・中目に比較して産出量は少ない。色・目合は産出場所、時期によって一定ではない。対候性、退色性は良好。
-
庵治石(細目)
日本・香川県
最大の特徴は「斑(ふ)」と呼ばれる模様である。世界に類のない質の良さと希少価値から、石材の単価としては世界一と評価されている。
-
青木石
日本・香川県
色あいがなく落ち着きのある均一した目合い。独特の青みがあり、墓石の他建築石材としても評価され、様々な分野で使われている。
-
大島石特級
日本・愛媛県
青みを含んだ気品のある石肌が特徴。建立後、時を経る毎に青みが強く感じられ益々美しくなる。関西・中国地方で人気がある。
-
大島石中目
日本・愛媛県
青みを含んだ気品のある石肌が特徴。建立後、時を経る毎に青みが強く感じられ益々美しくなる。関西・中国地方で人気がある。
-
G1791
中国・黒龍江省
黒龍江省産の中ではやや石目が粗く、高級外柵としての使用が多い。錆の混入に注意を要する。
-
AG98
中国・福建省
大島石類似で人気がある。第7、第8丁場がオリジナル丁場、他に10丁場ある。
-
G603
中国・福建省
中国の代表的みかげ。生産量は多く石質も安定しており、あらゆる分野で使用されている。多量採掘で鉱山事故も多く、鉱山閉鎖も時々起こる。
-
G614
中国・福建省
墓石材として、安価な細目みかげであり、よく利用される。産地は同安と晋江にある。
-
G623
中国・福建省
生産量、品質は安定しており、外柵材等にて全国で多量に使われている。
-
G688
中国・福建省
中目材として比較的に安定した石種。真壁中目に類似。
-
G608
中国・福建省
ピンク系御影石。比較的新しい石種で、主に洋型墓石に使用されている。
-
G634
中国・福建省
淡い赤紫色の特徴あるみかげ。建築、環境石材等によく使用される。
-
G663
中国・福建省
代表的なピンクみかげ。環境石材としてよく使用される。
-
G354
中国・山東省
数少ない中国産のブラウンみかげ、タイプにより濃淡ある為、使用に際し確認を要す。
-
G654 角美
中国・福建省
G654の中で最も濃い。丁場や層により色調、結晶の変化有り。
-
G654 長泰
中国・福建省
G654の中で最も結晶が小さい。丁場や層により色調の変化有り。細目、中目の差が激しい。
-
G654 長楽
中国・福建省
G654の中で最も生産が安定。丁場や層により色調、結晶の変化有り。長尺物の生産可。
-
G654 平和
中国・福建省
G654の中では比較的吸水率が低い。丁場や層により色調、結晶の変化有り。
-
栄州
韓国・慶尚北道
韓国では開発当初より生産されている代表的みかげ。現在は生産、使用ともに限定的。
-
アーバングレー
インド・カルナタカ州
インド材としては安定した石種。3丁場有り、若干の色調差がある。
-
バングレー
インド・カルナタカ州
ブルーグレーの石目は澄み切った青空を思わせる。
-
クンナム
インド・タミルナドゥ州
インド産の最高級みかげとして評価されている。鉱山(4社)により色調の差が有り、ライセンスの問題により生産中止が時々起こる。
-
YKD
インド・タミルナドゥ州
クンナムの代用として使用される。黒玉に注意を要する。
-
エメラルドパール
ノルウェー・ラルビック
エメラルド色結晶の輝きが特徴の石種。よりダークで輝きの多いタイプが好まれ価格も高い。
-
ブルーパール
ノルウェー・ラルビック
ブルー結晶の輝きが特徴の高価な石種。よりダークで輝きの多いタイプが好まれ価格も高い。
-
SPI
ポルトガル・ニーサ
以前は多量に輸入されたが、現在は一級材のみ少量入荷。鉱山は1社のみで、生産量は限定される。
-
ベルファースト
南アフリカ・ベルファースト
黒みかげの代表。一級材とされたスーパーダークは閉山となった。現在はBQタイプが生産されている。
-
インパラブルー
南アフリカ・ベルファースト
ブルー結晶が特徴のみかげで、ラステンバーグの一種。ブルー結晶の多少がブロックにより異なる。
-
ラステンバーグ
南アフリカ・ラステンバーグ
ダークグレーみかげの代表で、タイプにより名称が種々あり、濃淡がある。ダークタイプは割高。
-
バイオレットブルー
ウルグアイ・チャマング
青みかげとしての特徴が顕著で評価は高い。石質は硬く艶のりが良い。