世界の埋葬から(7)「土葬」

皆様おはようございます。

 

岐阜店 営業担当の平です。

ひら

 

今日は、「土葬」について、

お話させていただきます。

 

「土葬」とは死者をそのままに土に埋葬する

方法です。

 

日本では昭和初期までは一般的に行われてい

ました。

現在でも一部地域では「土葬」が行われてい

ますが、東京都や大阪府などの自治体によって

衛生面などの問題から禁止している地域もあ

ります。

 

「土葬」は埋葬した後に桶等が腐敗し、その場

所がへこんでしまうため、いきなり石碑を建て

るのではなく、まずは墓標を建てます。その後

墓標が経年とともに傾いて朽ちてきたら、地中

の桶が朽ちたということですので、石碑を建立

することができます。ただ条件にもよりますが

しっかりと地が落ち着くまで約30~50年

かるといわれています。

 

大変手間がかかる埋葬方法ですが、ご遺体を土

に返してあげ、多くの方々の手により祀られる

素晴らしい日本の文化だと個人的には思います。

 

 

〇土葬豆知識

東日本大震災の際には遺体保存の為の施設不足

や火葬場の使用不可などの理由により、多くの

ご遺体が土葬されたといわれています。

 

心霊現象などで語られる「火の玉」は土葬した

人体から出たリンが水などと反応して発火した

ものだという説もあります。

 

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