お世話になっております、本店店長の上田です。
今回は、本店の近くにあります、お寺様を紹介いたします。
旧三条通と三条通が交差する信号を東へ(旧三条通)行くと、
小さな坂となる。この坂を地元では「すずめ坂」と呼んでいます。
この坂を上がったところの三叉路を北へ行くと
「寺西幼稚園」と「吉祥山無量寺院阿弥陀寺」が有ります。
山門の説明碑によりますと、
阿弥陀寺の由来は東海道の北に位置し、山号を「吉祥山」と呼び、
浄土宗知恩寺の末寺であります。
「阿弥陀堂、在同所北方南方、本尊阿弥陀仏、作行基・開基同僧」(山洲名跡志)と
あるように、開祖は奈良時代の僧行基と伝えられています。
後に天台宗の別院となっていたが、1357年(正平12年)知恩寺の
住寺となった円智が浄土宗に改宗したといわれています。
寺蔵の阿弥陀如来像は源信の作とも伝えられ、
「平重盛(たいらのしげもり)」の念持仏と言われています。
吉祥山阿弥陀寺の門前に「大悲閣」の額を掲げたが祠があり
五体のお地蔵さんが祀られています。
このお地蔵様は天徳町自治会が守っておられ、
この度弊社にお地蔵さんの修理と洗浄のご依頼を頂きました。
阿弥陀寺の御住職にお性根抜きをお勤めしていただき、
現在は弊社にてお預かりしております。
近々元の場所に安置させていただく予定です。
お地蔵さんは、地元の方に「天道大日如来」と呼ばれ、
毎年8月に近くのガレージにて「大日盆」として、
地蔵盆が行われているようです。
大日盆には阿弥陀寺の御住職が読経に来られ、お説教や数珠繰りが行われています。
小さな子供たちも数珠の繰り方を教わっているようです。
この度は天徳町自治会の皆様、ご縁を頂きありがとうございました。
「大日盆」が永遠に続きますよう願っております。
合掌