皆様おはようございます。
岐阜店 営業担当の平です。
突然ですが、私は「爬虫類」が苦手です。
特に、ニョロニョロと動く「蛇」が大の
苦手です。
しかし、この時期村墓地などに行くと、
彼らはいるのです。
ガサッ!
という音がする度、私は
ビクッ!
として、鳥肌がたつのです。
ガサッ! ビクッ!
ガサッ! ビクッ!
そして目的の場所までダッシュ!!
こんな感じで私は村墓地の測量等を行って
います。
ということで、爬虫類とは少し違いますが、
本日は「獣葬」について、お話させていた
だきます。
マサイ族の埋葬方法に「獣葬」と言うものが
あります。
マサイ族の人は遺体や死が近づいた人間(植
物人間)をそっとサバンナの真ん中に置き自
然にささげます。
つまり猛獣に食べてもらうのです。
さらに食べ残されることは不吉だと
されているため、家族は遺体を血や
脂肪にまみれさせて、動物の気を引
くように工夫するといいます。
これだけ聞くと大変野蛮な埋葬方法と
思われるかもしれませんが、実は深い
意味があるのです。
その意味は、
「人間は自然から食べ物を分けてもら
い生きているのだから、死ぬときは、
ライオンやハイエナに食べてもらい、
そのエネルギーを自然に返すのが、道
理である。」
ということです。
また、墓を作ること(火葬等)は自然
のエネルギーを消費するため、地球に
とってよくないと考えられているので、
首長など地位の高い人間だけ、墓が用
意されます。
近年では、マサイ族の中にもキリスト教徒
やイスラム教徒の方が増加しているため、
この考え方も徐々に変わってきているよう
ですが、実に地球環境にやさしく、理にか
なった素晴らしい文化だと私は感じました。
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