おはようございます。
お墓・墓地の㈲山本石材店の山本です。
以前の投稿させて頂いた工事が進みました
ので続)真中はなぜあけるの?
『前回の投稿』👈こちらをクリックして下さい。
前回は基礎コンクリートを流し込んみ終わりました。
基礎もしっかり乾き次工程の巻石工事を施工
致しました。
巻石の真中は土にかえって頂ける様に土
のままです。(下記の写真)
続いて納骨を施工させて頂きました。
納骨室の中も土になっております。
この様な施工方法が多く見られますが
土葬の跡地など軟弱地盤では別の工法でします。
また、京都型は納骨室がほ墓本体の基礎になる
ので石製の納骨室をおすすめしております。
コンクリート製も御座いますが、大切なお遺骨
の部屋になりますので天然の素材が好まれます。
良くお客様からのご質問で納骨室下が土やったら
水が溜まらないのですかと聞かれます。
墓地の地質などにもよりますが雨の多い日や
巻石が低すぎると溜ることがございます。
水はけの悪い墓地などは水が抜けるようには
させて頂きますが限界があります。
なら納骨室の底に石を張り付けたりコンクリ
ートを塗ればと思われますが最終は納骨室の
入口前には供物台等で蓋をしてしまいますの
で内気と外気の温度差で結露してしまい底を
塗ってしまうと水が抜けずに溜まりっぱなし
なってしまします。土のままだとゆっくり水が
引いていきます。お遺骨もお土にかえれるので
関西では多くこの様な施工が多くなっていますが
墓地の立地や地質に応じた柔軟な対応は必要です。
お墓など建てられる際は石屋さんに工法などを
御相談してみて下さい。
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