皆様おはようございます。
ようやく花粉症の呪縛から解かれた
岐阜店 営業担当の平です。
日本では土葬、火葬が一般的ですが、
世界には様々な葬法があります。
民族が違うと、お葬式、お墓の作り方、
埋葬の仕方、その意味などが大きく違
ってきます。なぜなら、それぞれの民
族は「死」や「死者」のとらえ方、意味
づけが異なるからです。つまり民族宗
教が異なるからです。
今日は、その中で「鳥葬」について、
お話させていただきます。
「鳥葬」は、チベット仏教にて行われ
るのが有名です。また、パールスィー
と呼ばれるインドのゾロアスター教も
「鳥葬」を行います。
チベットでは、亡骸はハゲワシが食べ
やすいように細かく切り砕きます。亡
骸を食べられることで死者の霊を早く
天界に運んでもらう、と信じているか
らです。(ただし、全て鳥葬にするので
はなく、現実には土葬や火葬・水葬それ
にミイラもあります。)
ゾロアスター教では「死体は不浄であり、
土葬・水葬・火葬も不浄な行為で、神聖
な火で不浄な死体を焼くことは神への冒
涜」という教えがあります。彼らのお墓
でもある有名な「沈黙の塔」がボンベイ
にあります。
ちなみに、日本で「鳥葬」を行った場合は、
刑法190条の死体損壊罪に抵触する恐れ
があるので、ご注意ください。
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