皆様おはようございます。
岐阜店 営業担当の平です。
近年はマスコミの影響もあり、後継者がみえるのに
「納骨堂にお骨を納めたい」という方が残念ながら
増えてきています。
私からすると信じられない話です。
おそらく、そういった方は、なぜお墓を建てるのかと
いうことを理解されていないからだと思います。マス
コミも変わったお墓の様式はすぐに取り上げますが、
お墓の本質については、なかなか取り上げてくれま
せん。
そこで、今回は改めて「なぜお墓を建てるのか」とい
うことについて少しお話させていただきます。
もちろん諸説ありますが、私は大きく次の3つだと考
えています。
1 故人の霊を供養するため
2 故人の生きた証を残して子孫に伝えるため
3 自己啓発のため
記録を永く保存して子孫に伝えるためには、木製
の卒塔婆では長くもたないため、石碑が必要にな
ります。また、石には太古より魔除けの力があると
されてきました。
自己啓発というのは、お墓を建てることにより、
維持管理に努める必要が生じます。「苦労は
買ってでも」という言葉がありますが、先祖供
養をすることにより、自ら「徳」をつむことがで
きるからです。
特に墓相などでは、子孫繁栄のため、あえて
子孫が苦労するような様式になっているもの
もあります。
つまり、これらをふまえると、散骨であったり、
自然葬というものは、お墓本来の意味をなし
ていないということになります。散骨や自然
葬を否定するわけではありませんが、その際
は是非とも石碑も建立してあげてほしいも
のです。
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